8020運動の進め

「8020」のすすめ

最近の統計では親知らずを除いた上下28本の歯のうち、50代で20本、70代で10本、80代で4本の歯しか残っていないという結果も出ています。 歯は健康を維持するためにはとても重要なはたらきをしているので、歯がなくなれば当然、体も弱くなっていきます。そこで厚生省では80歳まで20本の歯を残しましょうという「8020運動」をすすめています

歯を維持することの効果

歯がしっかりと残っていれば、たべものを良くかむことができます。良くかむことで次のような効果があります。

  1. 唾液の分泌を高め、たべものの消化吸収を助けます。これにより胃腸に負担をかけなくなります。
  2. 唾液成分の中には発ガン物質の発ガン性を抑えるはたらきがあるため、ガン予防にもなります。
  3. 頭のはたらきを良くするため、ボケ防止になります。ほかにもいろいろな良い効果をもたらしてくれます。

「8020」でいう歯は、健康な自分の歯でなければ絶対いけないというわけではありません。詰め物や精度のよい入れ歯などで処置してあればよいのです。 きちんとものが良くかめるというのが重要です。むし歯や歯周病を放っておくことや、不完全な詰め物や入れ歯、また年だからしょうがないとあきらめるのが一番いけないことです。

2012年に発行された「プレジデント」という雑誌の中で、シニア(55~74歳)を対象にしたアンケート調査の記事が掲載されました。記事は健康やお金、仕事などで「リタイヤ前にやるべきだった後悔トップ20」という内容で、その中の健康に関する項目のトップが「歯の定期検診を受ければよかった。」でした。
(ちなみ2位は「身体を鍛えればよかった」、3位が「日頃からよく歩けばよかった」)
この結果は非常に意外でしたが、考えてみれば身体の健康診断は会社などでも、半ば強制的に受けるものでしょうが、歯はそういうものがほとんどありません。自分で自主的に行わなければならないからと思われます。
しかし痛くなくても進行する病気もあります。
歯周病もその1つです。病気としてかなり進行するまで、それほどの痛みは出ません。
そしてそこが落とし穴ですので、是非1年に1回の歯科健診を受けていただきたいと思います。

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