審美歯科

審美歯科

歯の色といえば一見真っ白と思われがちですが、実は黄色みを帯びたアイボリーホワイト(象牙色)です。ただ人によっては先天的な理由や、抗生物質などの薬の過剰な服用によって変色してしまう場合があります。

歯の色を戻す、変える方法

不健康に見えてしまう歯の色でもいろいろな方法で変えることができます。

  1. ホワイトニング(ブリーチング)
    歯科用の薬剤や、レーザーを使用して歯を白くします。変色の度合いや先天的または歯の内部に原因がある人はできない場合もあります。
  2. 歯面清掃(ティースクリーニング)
    歯に付いた汚れ(タバコのヤニなど)をきれいに落とします。
  3. ラミネートベニア
    歯の表面にシェル状の樹脂を薄く盛りつけて固める方法です。
  4. ジルコニア、オールセラミック、ハイブリッドレジン、メタルボンド
    基本的に歯の全体をかぶせる方法で、使う素材や強度、天然の歯にどの程度審美的に近いかの違いがある。

ブリーチング

当院ではアメリカで長年使用されてきたNITEホワイト・エクセルのシステムを使用して言います。

図のようなトレーをつくり内側に漂白作用のある薬液を垂らして装着する。家庭で2時間程度2週間続ける。薬剤の刺激が少なく安全で、通院回数が少ないうえ、料金も比較的安価である。一方で過度の期待を持ちがちである。効果の程度は現時点での自分の歯の白さに左右されると考えておいたほうがよい。

ラミネートベニア

下の写真のような状態の歯のエナメル質を一層だけ(0.5mm)削って、シェル状のポーセレンを特殊なセメントで貼り付けることによって、上の写真のようにすることができる。

下の写真のような状態の歯のエナメル質を一層だけ(0.5mm)削って、シェル状のポーセレンを特殊なセメントで貼り付けることによって、上の写真のようにすることができる。

ジルコニアクラウン

奥歯に金属の被せものを入れているのが目立っていると思う。そのため会話する時や、笑った時に大きく口をあけるのがついつい気になってしまう。
奥歯(前から6,7番目の歯)には大きな力が働くので、通常の保険診療では、金属を使用することになっています。この部分に白い歯を入れるためには、従来からセラミックを使用してきました。これは保険外の治療ですので、かなり高額になります。しかし前歯であれば自然観があって、天然の歯と比べても遜色のないいい歯を入れたいと思うのは人情ですが、(従来のセラミック冠はそのようなものです。)奥歯の場合はどうでしょう。それほど審美性が要求されるものではないでしょう。むしろリーズナブルな料金で、おかしくない程度に天然歯に近い白い色であればよいのではないでしょうか。むしろ要求されるのは強度です。従来のセラミックは硬度は高いが、脆性破壊しやすく、例えば硬いもの(石のような硬さのもの)を誤って咬んだときなどにかけたりします。これをチッピングと言います。近年ジルコニア(酸化ジルコニウム)というセラミックが強度と靭性をもち耐久性、耐食性、耐熱性にも非常に優れたものとして、金属に代わる材料として注目されてきています。審美性も高く宝飾品としても用いられています。日本では2005年に歯科用ジルコニアセラミックとして薬事法の認可を受けました。金属ではないので金属アレルギーを引き起こすこともありません。
従来のセラミックの歯と比べて約半額の料金で治療を行うことができるので、お考えの方はご相談ください。

ハイブリッドレジン

表面の白い部分の素材に樹脂とガラス繊維を織り込むことで、保険の樹脂のみの素材よりも強度を持たせ、さらにより天然歯色に近い自然な仕上がりができます。下の前歯や、上なら前から4,5番目あたりの歯に適用されることが多いです。

メタルボンド(ポーセレンクラウン)

ポーセレン(陶材)を何層にも築成して、人工物としては、最も天然の歯の色調、光沢に近いもので、十分な強度を有し、変色することなく長期にわたって持ちこたえることができます。上の写真では真ん中がそのメタルボンドで、両隣りの天然歯と比べてもほとんどその違いがわかりません。

お問い合わせ・ご予約