歯周病治療

歯周病の治療

歯周病の多くが以前は歯槽膿漏といわれていました。これは「歯槽(歯ぐき)から膿が漏れる」といった症状を表したもので正式な病名は辺縁性歯周炎といいます。歯周病になると歯がぐらつき、歯ぐきから膿が出てきます。そしてぐらついた歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。また、1本にとどまらず口の中全体に広がっていきます。

歯周病はどうしておこるのでしょうか?

歯肉(歯ぐき)と歯の間には歯肉溝という1mmくらいのすき間があります。歯みがきを怠ってしまうとこの歯肉溝に歯垢(プラーク)がたまります。たまった歯垢が歯石となり、すき間が深くなっていきます。進行すると歯肉が炎症を起こします。これが歯肉炎で、歯周病の第一歩です。
歯肉炎にかかると歯ぐきは赤く腫れ、リンゴをかじったときなどに歯ぐきから血が出ます。歯肉炎を放置しておくと症状はますます悪化し、歯周炎へと進んでいきます。この様に歯周病は主に歯ぐきと歯の境目のブラッシングがきちんと出来ていないことで進行していきます。

歯周病の治療

歯周病の治療は細菌を取り除き、進行を止めるのが基本。
毎月のブラッシングと歯石、特にポケットの中で歯根についている歯石除去と歯根の表面を滑らかにする処置で症状は改善に向かいます。

まず最初に、歯1本づつについて、ポケットの深さや出血の程度、動揺のレベルを検査します。これでどの部位で、どの程度病気が進行しているかが分かります。レントゲン撮影などもおこなって、総合的に歯周病の進行度を診断します。

そして専用の器具を使用してポケット内の歯石除去をおこないます。ポケットが深い場合や、炎症がひどいときには痛みが強いこともあるのでそのときは麻酔して処置をします。痛みの感受性は個人差が大きいので痛い場合は言ってもらえればそのときも麻酔をします。

ポケット内の歯石除去が充分おこなえれば、炎症が徐々におさまり健全な歯周組織に戻すことができます。
しかし、歯周病を引き起こす細菌は嫌気性菌で、空気のないところで繁殖するため、もともとのポケットが深い場合は、時間が経つとその深いところでまた増殖します。
したがって、人によって、数ヵ月後、あるいは半年後、1年後、定期的にポケット内の処置が必要となり、そのインターバルには個人差が大きいです。しかし程度に差があっても継続して病気の管理、治療をおこなっていく必要があります。

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